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【コラム】合格証書もデジタル化の時代

【コラム】合格証書もデジタル化の時代

コラム

皆さんは「合格証」と聞いてどのようなものを思い浮かべますか?

卒業証書のような賞状とか、あとはカードサイズの合格証カードかなぁ~。

一般的に普及しているのはそのようなタイプが多いよね。
実はここ最近、紙ではなくデジタルの合格証も増えてきているんだよ!

知らなかった~!デジタルってことは、パソコンやスマートフォンから見られるのかな?

デジタル合格証・デジタル認定証とは?

試験運営団体により名称は異なりますが、デジタル合格証・デジタル認定証はWeb上で受験結果やスキルを証明できるデジタル形式の証明書です。
試験運営団体により取得方法や表示内容は異なりますが、主な特徴は共通しています。

■デジタル合格証・デジタル認定証の特徴
①試験終了後すぐに受領・常時携行が可能
合格証などは発送まで1ヶ月近くかかることもありますが、デジタル形式のためすぐに受領でき、受験願書や勤務先への提出などもスムーズです。

②紛失や破損の恐れがなくなる
紙の証書と異なり、デジタルで管理・発行するため、紛失や破損の心配がありません。スマートフォンやパソコンでアクセスすれば、外出先でも簡単に確認できます。

③セキュリティ対策
デジタル合格証は電子証明書が付与されており、セキュリティ対策も万全です。


また、デジタル認定証の日本初(※1)の大規模検定試験における導入事例として、日本でTOEIC® Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)のプレスリリースをご紹介します。
■TOEIC® Program公開テストのデジタル公式認定証 2023年4月より提供開始|プレスリリース一覧|IIBCについて|IIBC

受験者にとっても利便性が向上するということで、今後導入する試験運営団体も増えそうですね。

※1…国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)調べ

その他のサービス

その他にも、デジタル合格証の一種として、一般財団法人オープンバッジ・ネットワークが提供するオープンバッジも浸透しています。
欧米を中心に大学や資格認定団体、グローバルIT企業などが発行しています。国際標準規格としてのオープンバッジは、取得した資格や学習内容を目に見える形にし、受験者や受講者を増やすデジタルマーケティングツールにもなります。

■オープンバッジの特徴
①偽造や改ざんが不可能
ブロックチェーン技術によって実質的に偽造や改ざんが不可能なため、安心してご利用いただけます。

②SNSやメールでの共有
取得した資格や学習成果はSNSで共有したり、ハイパーリンクを挿入したバッジ画像をメール署名や履歴書に貼ったりできます。



コロナ禍でCBT・IBT試験の導入が増えてきたように、社会変化に対応したIT化、デジタル化を基盤とする新たな仕組みの構築への取り組みが求められているんですね。

前に受験票がメールで送られてきたときは便利だなぁって思ったけど、デジタル合格証を導入している検定試験は、申し込みから結果まで全部スマホで見られるってことなんだね!

試験によってはデジタル合格証のみ発行する団体もありますが、中には賞状タイプとデジタル形式の両方を発行する団体もあります。うまくご活用くださいね!

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