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一夜漬けによる勉強への良い効果・悪い効果・・・もしもの時の勉強法

一夜漬けによる勉強への良い効果・悪い効果・・・もしもの時の勉強法

コラム

皆様、一夜漬けの経験はありますでしょうか?

追い込みの不安に駆られてついつい一夜漬けをしてしまった、勉強量が足りずに一夜漬けをせざるを得ない状況になってしまったなど、いろいろなケースがあるかと思います。

今回は、そんな一夜漬けによる勉強へのメリット・デメリット、および追い込みたいときの勉強法についてご紹介します。

一夜漬けの良い効果

1.緊張感や切迫感による集中力アップの可能性
一夜漬けでは、「時間が足りない!」という焦りから、緊張感や切迫感が生まれ、それにより集中力がアップする可能性があります。
正直なところ、集中力は永久に続くものではありません。だからこそ、この焦りをうまく活用する事で、効率よく学習を進める事が可能になります。

2.外部刺激の減少
昼間は連絡がきたり、友人が頻繁にSNSを更新していたりと刺激が多いものです。
また、近所で工事をしている。公園が近く、日中楽しそうな声が聞こえる 、など環境的な刺激もあるかと思います。しかし深夜は、そういった外部の刺激が昼間と比べてかなり減少するため、深夜は集中しやすい状態にあります。

3.時間の有効活用
試験を控えている人が、自分の時間を100%試験勉強に費やせるかと言われると、そうではないと思います。
その点、一夜漬けは限られた時間ながら、試験日前日を100%試験勉強に充てることができます。

一夜漬けの悪い効果

1.勉強不足の危険性
一夜漬けは時間が限られています。そのため「勉強不足」になる可能性があります。
前日しか勉強していない人と、計画的にかなり前から勉強を始めていた人では、テスト前の心の持ち様からして異なってきます。努力をより重ねた人には、どうあがいても勝てないのです。

2.翌日の注意力、集中力の低下
一夜漬けの最大の敵として、「寝不足による翌日の注意力、集中力の低下」が挙げられます。
睡眠不足に陥ると、注意力の低下により普段絶対しないようなケアレスミスをしてしまったり、試験に遅刻してしまったりと、試験日当日にたくさんのリスクを生むことになりかねません。
それだけ、睡眠時間は思考力に影響を与えます。

もしもの時の勉強法

勉強量が足りていない!というもしもの時には、一度睡眠を取ってから勉強をすることをお勧めします。

一夜漬けの悪い効果で取り上げた通り、睡眠不足によるデメリットはかなり大きいものとなります。

デメリットを少しでも減らすため、夜に睡眠を取ってから深夜から朝まで勉強する。もしくは、夜から深夜まで勉強してから、朝に睡眠を取る。それぞれあった方法で仮眠をとるようにしてください。

まとめ

今回は、一夜漬けの良い効果、悪い効果を紹介しました。いかがだったでしょうか?

試験にむけて追い込み中の方は、今まで頑張ってきた自分を信じて、無理をせずしっかり休息をとることも視野に入れてみてくださいね。

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