簿記能力検定
将来、企業で経理事務を担当しようとしている人には必須の検定試験です。どのような組織においても、優れた簿記能力・経理能力は常に求められているので、資格を取得すれば就職の際には心強いスキルとなります。
BASIC基本情報
受験資格
誰でも受験できる
級の種類
基礎簿記会計、3級商業簿記、2級商業簿記、2級工業簿記、1級商業簿記、1級工業簿記、上級
実施日
【基礎簿記会計~1級】5月の最終日曜日、7月の第2日曜日、11月の第4日曜日、翌年2月の第3日曜日
【上級】7月の第2日曜日、翌年2月の第3日曜日
【ネット試験】2級商業簿記、2級工業簿記、3級商業簿記は年間を通してネット試験(CBT試験)でも受験できます
受験料
【基礎簿記会計】1,900円
【3級商業簿記】2,900円
【2級商業簿記】3,100円
【2級工業簿記】3,100円
【1級商業簿記・財務会計】3,500円
【1級原価計算・管理会計】2,600円
【上級】8,700円
試験会場
本協会加盟校 ※試験会場の多くは専門学校となります。
試験内容
2017年度より、基礎簿記会計および3・2・1 ・上級の5階級に区分変更。区分の出題範囲の変更はあるが、それぞれのレベルは変わらない
【基礎簿記会計】(1時間30分):商業簿記の基礎理論
【3級】商業簿記 (1時間30分):小規模企業の経理担当者レベル
【2級】商業簿記 (1時間30分)、工業簿記 (1時間30分):個人企業・法人企業の経理担当者レベル
【1級】商業簿記・会計学 (1時間30分)、原価計算・工業簿記 (1時間30分):経理主任レベル
【上級】商業簿記・会計学 (1時間30分)、原価計算・工業簿記 (1時間30分):経理責任者レベル
※ 1級の1科目(商業簿記・会計学、または原価計算・工業簿記)に合格し、残りの科目に合格した場合「1級合格証書」の交付となる。
合格率
【基礎簿記会計】66.22%
【3級】48.54%
【2級商業簿記】46.82%
【2級工業簿記】81.98%
【1級商業簿記・会計学】 19.76%
【1級原価計算・工業簿記】 59.67%
(2024年度)
合否基準
各級とも1科目100点満点とし、全科目得点70点以上を合格とする。
ただし、上級は、各科目の得点が40点以上で全4科目の合計得点が280点以上を合格とする。
その他
「上級」に合格すると、税理士試験の受験資格が与えられます。