秘書検定
社会に出て働く人なら誰でも備えておかなければならない基本的な職場での常識を出題。仕事をしていく中で感じがよい思われるにはどのようにすることが必要なのかが学べる試験です。3級・2級はCBT試験も導入し、ますます受験の機会が広がりました。
BASIC基本情報
受験資格
誰でも受験できる
級の種類
3級、2級、準1級、1級
実施日
【3・2級】年3回:6月、11月、翌年2月 ※CBTは随時実施
【準1・1級筆記】年2回:6月、11月
【準1・1級面接(筆記試験合格者のみ)】7~8月、12月~翌年1月
受験料
【3級】3,800円 ※CBTは3,600円
【2級】5,200円 ※CBTは4,900円
【準1級】6,500円
【1級】7,800円
【2・3級】9,000円
【準1・2級】11,700円
試験会場
[筆記]全国各地の主要都市 ※CBTの場合、全国各地のテストセンター
[面接]札幌、仙台、東京、新潟、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、那覇(実施地域は試験回ごと、級ごとで異なる)
試験内容
【3級】
基本的な職場常識を問われる級です。上司が効率よく仕事を遂行するためには,秘書はどんなことに気を利かせる必要があるか,またどのように対応すれば感じがよいと思ってもらえるかの基本部分を問う級です。主に高校生が多く受験しています。
【2級】
3級より少し複雑な場面設定になります。上司の身の回りの世話や手助けを適切に行うための優先順位も考えることが必要になってきます。感じのよさだけでなく効率のよい仕事の仕方も問われる級で,就職を意識した大学生の受験が多く,社会人の受験も目立ちます。
【準1級】
上司から相談を受けたり後輩へのアドバイスを求められたりと,物事の判断力や対応力が求められる中堅の秘書像が準1級のレベルです。この級から筆記試験合格の後は二次試験(面接試験)があり,人柄の表現力が問われます。大学生と社会人の受験者がほぼ同数を占めていますが,就職面接対策としてはかなり有効でしょう。
【1級】
上司が携わっている仕事を理解して,秘書が今何をしなければならないかを判断する、上司が常に動きやすいように,先を読んでサポートするといった上級の秘書の能力を求められるのが1級です。現役秘書の方や社会人の方は日ごろの仕事の仕方を振り返るために受験しているようです。
合格率
【3級】69.3%
【2級】57.5%
【準1級】41.4%
【1級】28.3%
※第131回 5.11.12 の結果
合否基準
筆記試験は、全級とも「理論」と「実技」に領域区分されており、それぞれの得点が60%以上のとき合格になります。
理論:必要とされる資質、職務知識、一般知識
実技:マナー・接遇、技能
その他
2級・3級、準1級・2級の併願受験が可能。
1級、準1級の筆記試験に合格後、面接試験で不合格の場合は、1年間(次回および次々回)の筆記試験が免除される。
問合せ先
公益財団法人 実務技能検定協会
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-4-15
電話番号: 03-3200-6675