QC検定
品質管理の重要性や職場生活の基本、品質管理の専門知識など幅広い知識を習得できる検定です。品質管理の考え方など基礎的な内容が問われる4級から、高度なデータ処理、統計学の知識が求められる1級まで自分のレベルに合わせて受験できます。品質への取り組みが重要視されている今、この検定の学習で得た知識は、あらゆる業種・職種で役に立つでしょう。
BASIC基本情報
受験資格
各級とも制限はありません。
1級~4級の、どの級から受検していただいても結構です。
級の種類
1級、準1級、2級、3級、4級
実施日
9月上旬と3月下旬
受験料
【個人申込の場合】1級/準1級:11,000円、2級:6,380円、3級:5,170円、4級:3,960円
※団体制度、併願制度あり
試験会場
受験地は都道府県単位で選択しますが、具体的な試験会場は公表しておらず、受験票に記載して通知されます。
試験内容
【1級/準1級】
品質管理活動のリーダーとして期待される、品質管理の手法全般、実践全般に関する理解度、及び品質管理周辺の手法や品質管理周辺の活動としてトピック的事柄に関する基礎知識、並びに2級~4級の試験範囲を含む理解度の確認
【2級】
QC七つ道具等を含む統計的な手法の活用や実践を自主的に実施するために必要とされる知識の理解度、及び確率分布、検定・推定、相関分析・回帰分析、実験計画法、抜取検査、信頼性工学、品質機能展開、統計的プロセス管理などの基本的な事項、並びに3級~4級の試験範囲を含む理解度の確認
【3級】
データの取り方やまとめ方の基本とQC七つ道具の利用、新QC七つ道具の基本、QC的ものの見方・考え方、管理と改善の進め方、品質、プロセス管理、問題解決、検査と試験、標準化など、基本的な管理・改善活動に関する事項、並びに4級の試験範囲を含む理解度の確認
【4級】
品質管理、管理、改善、工程、検査、標準・標準化、データ、QC七つ道具、企業活動の基本など、企業活動の基本常識に関する理解度の確認
合格率
【1級】7.07%、【2級】28.47%、【3級】53.89%、【4級】84.83%
32回~36回までの平均
合否基準
【1級】(aかつbかつc)
a.〔一次試験(手法分野、実践分野)〕各分野の得点が概ね50%以上、及び総合得点(手法分野+実践分野)が概ね70%以上
b.〔二次試験(論述)〕得点が概ね70%以上
※aのみ満たした場合、準1級が認定されます。
【2級 ・ 3級】
出題を手法分野・実践分野に分類し、各分野で概ね50%以上、及び総合得点が概ね70%以上
【4級】
総合得点が概ね70%以上
問合せ先
日本規格協会グループ QC検定センター
kentei@jsa.or.jp
電話番号: 050-1742-6445