運行管理者試験
自動車運送事業者は、利用者や社会の信頼にこたえるため、安全で確実な輸送を行う義務があり、法律に基づき、事業用自動車の安全運行を確保するため運行管理者を選任しなければなりません。
運行管理者に選任されるためには、運行管理者資格の取得が必要になります。
BASIC基本情報
受験資格
次のいずれかの要件を満たしていること。
①運行管理に関して1年以上の実務経験を有する。
②基礎講習を修了している。
試験の種類
①貨物自動車運送事業の試験(以下「貨物試験」という。)
②旅客自動車運送事業の試験(以下「旅客試験」という。)
実施日
年2回、8月及び3月頃
受験料
受験手数料:6,000円(非課税)
試験会場
全国47都道府県にあるテストセンター(CBT試験会場)で受験できます。
試験内容
貨物試験、旅客試験ともに、次の各分野から合計30問が出題されます。
(1)貨物試験:貨物自動車運送事業法関係/旅客試験:道路運送法関係
(2)道路運送車両法関係
(3)道路交通法関係
(4)労働基準法関係
(5)その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力
合否基準
次の①及び②を同時に満たす得点が必要です。
①原則として、総得点が満点の60%(30問中18問)以上であること。
②試験内容(1)~(4)の出題分野ごとに正解が1問以上であり、(5)については正解が2問以上であること。